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※本文書は、美容関連の製品（サービス）を実際に使用し、BIYOU-HOMME独自の視点でレビューすることで、男性美容における新たな選択肢を提案するものです。
今回、BIYOU-HOMMEでは、VT COSMETICS社のシートマスク「CICAデイリースージングマスク」を実際に1年以上使用した経験をもとに詳細をレビューしました。総じて本製品は、非常に良い製品だと思うのですが、男性目線で深掘りしていくことで見えてきた欠点もありました。これらの情報をシートマスクの必要性（化粧水との使い分け）や、シートマスクの使用頻度に関する基本情報を交えて公開します。３０代～４０代男性のスキンケア製品選びの一助となれば幸いです。
概要［VT CICA デイリースージングマスク について］
話題の韓国コスメブランド「VT COSMETICS」
１日１０分で毎日究極の肌メンテナンス
「CICAデイリースージングマスク」
乾燥しがちな男性の肌に、敏感肌でも「毎日」使えるシートマスク
『CICAデイリースージングマスク』で健康な肌へ
こんな方におすすめ
乾燥肌で将来のシミ、しわが心配。男性におすすめのシートマスクが知りたい。
敏感肌の男性でも毎日手軽に使えるシートマスクが欲しい
仕様
| メーカー名 | VT COSMETICS |
| 製品名 | CICA デイリースージングマスク |
| 容量 | 30枚 |
| 使用期限 | 開封前 : 36ヶ月／個包装開封後 : 2ヶ月 |
| 生産国 | 韓国 |
シートマスクの必要性（化粧水との違い）
シートマスクの必要性（化粧水との違い）
１．成分の濃度と配合：シートマスクは、化粧水よりも高濃度の保湿成分や他の有効成分を含んでいます。化粧水は、主に肌を清潔に保ち、保湿の基本を提供するのに対し、シートマスクは、肌（角層）への浸透を深め、より集中的な保湿や栄養を提供します。
２．肌への接触時間：化粧水は、塗布後すぐに乾燥することが多いですが、シートマスクは、一定期間（通常は10～15分）肌に留まり、成分がじっくりと肌に作用する時間を確保します。この長い接触時間が、成分の角層への浸透と効果を高め、化粧水単独では届かない肌の深層部にまで潤いを届けることができます。これにより、肌の乾燥を防ぎ、水分バランスを整える助けになります。
シートマスクの使用頻度は？
シートマスクの使用頻度は、その種類や目的、そして個々の肌の状態によって異なります。以下のポイントを考慮して、自分に合った使用頻度を見つけることが重要です。
１．肌のタイプと状態：敏感肌や乾燥肌の人は、特に刺激が少ない保湿を目的としたシートマスクを選ぶと良いでしょう。これらの肌タイプの場合、毎日の使用が肌の潤いを保つのに役立つことがあります。
２．シートマスクの種類：毎日使用できるシートマスクとして販売されているものは、穏やかな成分が用いられており、毎日の使用が肌に負担をかけることなく、効果的に保湿を提供します。しかし、強力な成分を含むシートマスク（例えば、ピーリング効果のあるものや高濃度のビタミンCが含まれるもの）は、週に数回の使用に留めることが推奨されます。
３．生活スタイルと時間：
毎日の忙しさや生活スタイルに合わせて、シートマスクの使用頻度を決めることも大切です。毎日の使用が難しい場合は、週に1〜2回の集中ケアで十分な効果を得ることも可能です。
VT CICA デイリースージングマスクを使用するタイミング
VT CICA デイリースージングマスクを使用する最適なタイミングは、洗顔後、化粧水で肌を整えた後です。
特長［VT CICA デイリースージングマスク 主な特長］
「VT CICA デイリースージングマスク」の特長
１．VT独自のCICAヒアルロンで使い心地さっぱりなのにしっとり潤う
２．0.２ミリの極薄シートで高密着
特長１．VT独自のCICAヒアルロンで使い心地さっぱりなのにしっとり潤う
CICAヒアルロンとは
CICAヒアルロンとは、VTが独自に開発した美容成分です。CICAヒアルロンは、主に「保湿成分」と「整肌成分」で構成されています。
保湿成分は、主に「プロポリスエキス」と「分子量の異なる3種類のヒアルロン酸」です。プロポリスエキスは、保湿、抗菌などの働きがあります。そして、異なる分子量のヒアルロン酸が組み合わさることで、肌（角層）の最表層から深層部に至るまで、全体的に水分を供給し、保持する効果が期待できます。
整肌成分は、主に「ツボクサエキス」、「マデカッソシド」、「マデカシン酸」、「アシアチコシド」、「アシアチン酸」です。これらの成分はすべて、ツボクサから抽出され、それぞれが独自の美容効果を持ちますが、組み合わせることで様々な相乗効果が期待できます。
特長２．0.２ミリの極薄シートで高密着
厚さ約0.2mmの極薄シートを採用しています。極薄シートなのに美容液をたっぷりと含侵することができるシートで、肌にぴったりとフィットして、しっかりと美容成分を肌（角層）深層へ届けます。
レビュー［VT CICA デイリースージングマスク × BIYOU-HOMME独自レビュー］
製品を実際に使用し、BIYOU-HOMME独自レビューを行いました。
１．実力の検証
２．良い点
３．気になる点
１．実力の検証
角層水分量の変化
肌角質層の水分量は、一日の中で変動しますが、通常、朝起きた時が最も水分が枯渇しているとされています。これは、夜間に体が水分を失い続け、外部からの補水がないためです。また、睡眠中には肌の修復と再生プロセスが活発に行われるため、水分が多く消費されます。
VT CICA デイリースージングマスクが、男性の肌の「水分保持」に寄与するのか判断するため、朝いちの角層水分量を、マスクを使用した日と使用していない日で比較することで検証を行いました。
密着度テスト
VT CICA デイリースージングマスクは、厚さ約0.2mmの極薄シートを採用しており、高い密着性を特長としています。メーカーがうたう「驚くほど高密着！」というのは、実際にはどうなのか。男性に試しました。
鼻の周辺、ほうれい線周辺に浮きが確認されました。つまり万人に対し「驚くほど高密着！」というわけではないようです。
主な原因は、シートの鼻部分の形状に関係していると考えます。この鼻部分を形成する面積が小さいと、鼻の高さが高い場合、鼻を起点に全体が浮きやすくなります。[写真1参照]そして鼻を起点とする浮きが、深いしわ（：ほうれい線）部分への浮きに繋がっていくと考えられます。
これは、市販品（汎用設計）である以上仕方がないことですが、出来るだけ自身の顔に合った形状のシートマスクを選ぶことの大切さを示唆しています。また、顔のサイズが比較的大きい男性にとっては総じて不利な傾向があります。
また、化粧水を多少多めに塗布することである程度はカバーすることも可能です。
１シート当たり美容液含侵量の実測
| No. | 美容含浸量(g) |
| 1 | 9.0 |
| 2 | 9.0 |
| 3 | 9.0 |
| 平均値 | 9.0 |
| （参考カタログ値）容量 | 350g(30ea) |
VT CICA デイリースージングマスク美容液含侵量 実測値は、約9g。一般的にシートマスクの美容液含侵量は、約7g～30g程度といわれていますので、高い値ではありません。この理由は、非常にさらさらしたテクスチャーの美容液を使用することで液自体の質量が軽くなることと、厚さ約0.2mmの極薄シート（低含侵量）を使用しているからです。そのため含侵量自体は軽量になります。そのメリットは、さらさらした美容液が、肌にしっとり馴染むことで、美容成分を肌深くまでしっかり届けられることだと考えます。
２．良い点
デイリーケアに・・・
乾燥肌が気になっていたので、保湿効果を期待して、「肌に負担なく毎日使える」シートマスクを探していました。さらっと肌になじむのにしっとり潤う使い心地が良くて１年以上リピートしています。「毎日」使うことを考えるとバランスがとても良い製品だと思います。
衛生的・・・
ピンセットが付属していているので、取り出す際に手に触れず衛生的に使用できるので安心です。以前はふた側にピンセットがついていたので落ちやすかったのですが、現在は本体側に付く形に改良されています。こういったユーザー視点の改善ができることは非常に良いことですね。
３．気になる点
鼻周辺の浮き・・・
僕の骨格では鼻周辺に浮きが発生します。これは人それぞれの異なる顔形状に起因する物理的な問題なのでどうしようもないのでしょう。ですが、浮きはシートマスクにとって致命的な問題でもありますので、もう少し改良されたら更に多くのユーザーに対し理想的な製品になると僕は思います。とても良い成分が入っているのですから。
※個人差があります。
目の部分が欲しい・・・
目の部分は完全に長丸穴（抜き穴）が開いています。これでは、目周辺にマスクできない領域が出来ます。好みの問題だとは思いますが、僕は目を出来るだけ閉じて瞼まで限りなく覆いたい派ですので気になります。他社製品には、目の部分に抜き穴が開いていないものもありますよ。
※個人の所感です。
