「またニキビできた…」
「なんか肌がキタナイ…」
毎日、鏡を見るたびに、一人で落ち込んでいませんか?
ニキビ肌ですと肌が汚く見えてしまいがち。
ニキビはかなり目立ってしまう存在ですのでしっかりと治しておきたいものです。
ただスキンケアをしても簡単には治らないこともあり、すっかり放置してしまっている方もいるのではないでしょうか。
しかし、スキンケアをきちんと行うことによって肌をきれいにすることができます。
諦めずに対策を行うようにしましょう。
肌をきれいにする方法は、身体の内側、外側の両方から行うと、とっても効果的!
トラブルのない、きれいな肌を手に入れましょう!
ニキビ肌洗顔で外側からきれいに
肌をきれいにするには、まず皮脂を残しながら洗うことができる洗顔料を用意すること。
皮脂があることによってニキビ肌になってしまうので、根こそぎ奪ってしまった方が良いと思われるかもしれません。
しかし、皮脂は本来悪者になるような存在ではありません。
皮脂は肌を保護するという大事な役割を持っています。
取り除けば良いというものではないのです。
それにも関わらず強力な脱脂力がある洗顔料で洗ってしまうと、不足した皮脂を補う為に余計に皮脂の分泌が酷くなります。
洗顔のしすぎはニキビ肌を悪化させる
洗顔をし過ぎてしまうと、かえってニキビ肌が悪化します。
意外とその悪循環に陥ったスキンケアをしている方もいますので、過剰に皮脂を取り除こうとしていないか洗顔方法を見直してみた方が良いでしょう。
皮脂を奪い過ぎてしまうのは良くない為に過剰に洗顔をするのも厳禁。
ニキビ肌を早く治したいが為に、1日に何回も洗ったり、2度洗いをしてしまう方もいると思われますが、その行為こそニキビ肌を悪化させる危険な行為ですから止めた方が良いと言えます。
刺激を与えると皮脂腺が活性化する
洗顔を上手く行う為には優しく洗うことも大切。
特にニキビができている場合に刺激を与えてしまうのは良くありません。
刺激を与えると皮脂腺を活性化させてしまい、皮脂の分泌を促進してしまいます。
低刺激で洗うように心掛けるのが基本ですのでその点にも注意しながら洗うようにしましょう。
ニキビ肌は擦らず優しく洗う
優しく洗う為の方法ですが、擦らないようにすることが大切。
肌を擦ってしまうと刺激になりますからゴシゴシと力を入れて洗うようなやり方は良くないです。
上手に優しく洗う為には洗顔料をしっかりと泡立ててから洗うのがポイント。
ふわふわの泡を作ってその泡だけで洗うようにすれば肌に刺激を与えることなく洗うことができるはずです。
時間を掛けすぎないように
洗顔にはあまり時間を掛け過ぎないようにすることも心掛けましょう。
ニキビ肌の場合は時間を掛けて念入りに洗いたくなるのも心理かと思われますが、時間を掛ければ良いというものでもありません。
いくら肌に優しい洗顔料でも刺激になってしまいますし、また皮脂も奪い過ぎてしまいます。
短時間で洗うだけでも十分とされていますのでスピーディーに洗い終えるようにした方が良いでしょう。
時間としては大体30秒以内に終えるのが理想。
短く感じるかもしれませんが肌のことを考えたら十分な時間と言えます。
しっかりと洗い流す
洗い終わったらすすぎを行いますが、その際にはすすぎ残しが起こらないように念入りに洗い流すようにしましょう。
洗顔料の成分が肌に残ってしまうのは良くありませんし、それもまたニキビの原因になってしまいます。
特に入浴中以外の洗顔の場合ですとフェイスラインにすすぎ残しが発生することがありますので意識して洗い流すことが大切。
ここまでが洗顔を行う際のポイントであり、日々心掛けて正しく洗うようにしましょう。
肌をきれいにする食べ物
トラブルのないきれいな肌になるために、体の中からも変えていきましょう!
腸の中をきれいにする為の食事を続けることで、質のいい血液が全身を巡るようになり、健康的なきれいな肌へと成長させることができます。
食物繊維
りんごやみかんなども果物も、消化によく、豊富な水分や食物繊維をしっかりと吸収できますが、果物の中で食物繊維が多いものは「アボカド」で、リンゴの約3倍の食物繊維が含まれています。
他にも、いんげん豆や小豆、えんどう豆といった豆類、大麦なども食物繊維が豊富です。
最も食物繊維が多い食べ物は、海藻類。
ひじき、海苔、ワカメなどは食物繊維がしっかりと摂れるので、積極的に食べましょう。
食物繊維は、身体の中にたまった老廃物を、しっかりと排出してくれる優れものです。
こんにゃくは食物繊維だけでなく、肌に良いとされるセラミドも豊富に含まれています。
タンパク質
豆腐や納豆などの豆製品や、肉や魚に含まれるタンパク質は、身体の細胞をつくるために欠かせない栄養素です。
良質のタンパク質をしっかりと摂ることで、肌の生まれ変わりを促進し、ツヤツヤのきれいな肌に生まれ変わることができます。
良質な油
油を摂っても大丈夫なの?と思うかもしれませんが、良質な油は肌の潤いに欠かすことができません。
良質な油を摂ることで、栄養の吸収を助け、肌の潤いだけでなく、老化予防なども期待できます。
大切なのは、「良質な油」と「悪い油」を間違えないこと。
悪い油は身体を酸化させ、老化の原因にもなってきます。
良質な油には、
- EPA・DHA
- α-リノレン酸(植物の種子に多く含まれる)
- オレイン酸
などがあります。
EPA・DHA
EPA・DHAは、魚に多く含まれる油です。
シミやシワが改善され、肌のハリや弾力アップも期待できます。
血圧を下げ、血液をサラサラにし、脂肪の蓄積を抑える働きがあります。
免疫力を上げ、炎症やアレルギーを防ぎます。
EPA・DHAを豊富に含む魚には、サンマ、イワシなどの青魚や、鰻や鮭などがあります。
α-リノレン酸
α-リノレン酸は、植物の種子に多く含まれる油です。
血流の改善や血栓予防に効果があり、アレルギーを抑制します。
α-リノレン酸を豊富に含む油には、亜麻仁油、チアシード油、エゴマ油などがあります。
オレイン酸
オレイン酸には、動脈硬化や脳疾患、血管の老化を防ぐ効果があります。
オレイン酸を豊富に含む油には、椿油やオリーブオイルがあります。
腸がきれいになるとこんなに嬉しい
腸がきれいになると、栄養や美容成分がしっかりと吸収でき、肌トラブルも減ってきます。
その結果、こんな嬉しいご褒美が!
- 肌にハリがでる
- 肌に潤いがでてくる
- くすみが改善され、肌に透明感がでる
- 肌のキメが細かくなり、毛穴が引き締まる
- ニキビなどの肌トラブルが起きにくくなる
肌トラブルの原因は、年齢や体質だけではありません。
質のいい栄養素をしっかりと吸収して、肌を美しく成長させましょう。
肌の生まれ変わり(ターンオーバー)は、約1ヶ月。
身体の内側から健康になり、きれいな肌を手に入れましょう。
ニキビ肌が綺麗になる方法
ニキビ肌を改善する為には洗顔だけをきちんとやれば良いというわけでもありません。
その後のケアも必要であり、アフターケアをきちんと行うかどうかによって治り具合も違ってくるはずです。
ニキビ肌のスキンケア
洗顔の後のスキンケア方法ですが、まず大事なのが皮脂の酸化を防止することです。
皮脂が酸化することによって毛穴が詰まってしまいますが、それによってニキビの原因にもなるアクネ菌が増殖し易くなります。
ですから酸化を防ぐ為の基礎化粧品を活用してケアをすることも必要。
ビタミンC誘導体で酸化を防止
酸化防止効果のある代表的な成分としてはビタミンC誘導体が挙げられます。
ビタミンCには酸化を予防して毛穴詰まりを起こし難くさせる働きがあります。
またニキビの炎症を予防する働きや色素沈着の防止としても役立ちますのでニキビケアの為にも最適の成分とされているのです。
化粧水と乳液で保湿
ニキビは皮脂が原因によって引き起こされることが多い為、皮脂対策を中心にしたスキンケアを行うのが基本なのですが、しかし乾燥も原因になることがありますから注意しましょう。
そして乾燥が原因になっている場合は保湿を中心としたケアをすることが大切です。
保湿をする為にも基礎化粧品によるケアが必要ですが、その際にはヒアルロン酸やコラーゲン、プラセンタ、セラミドなどの保湿効果に優れた成分が配合されている物を使った方が良いでしょう。
なお、乾燥肌の場合は刺激に敏感ですから低刺激で使える基礎化粧品によるスキンケアを行うのが鉄則です。