「ここ、試験にでるからね」と念を押すキラキラチューター [モデル:河村友歌]

アトピー性皮膚炎を治療する場合、病院に行くと必ず処方されるのが、ステロイド外用薬と保湿剤です。

ステロイド剤は賛否両論ありながらも、かゆみや症状が強く出ているときには、やはり重要な役目を果たします。

一説には、使い続けて抜けられなくなることが良くないだけであって、必要なタイミングには使用した方が治りが良くなると言われています。

いずれにせよ、ステロイド自体の効果はあるということですが、そこに保湿剤が必要になるのはなぜでしょうか。

実は、保湿剤はスキンケアとして単に肌に潤いを与えるだけではなく、かゆみも軽減させる効果があるのです。

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アトピー肌

アトピー肌は皮膚が乾燥して、ドライスキンになることで、かゆみの神経が基底層の下の方から上の方に向かって伸びてきます。
そして表皮の中まで入ってくると、かゆみに敏感な敏感肌になります。
この痒みの神経は、上に伸びたり下に引っ込んで行ったりする特性があるため、上に伸びることでかゆみの起きる敏感肌になり、下に引っ込んでいくとかゆみが治まる良い状態になるのです。
これらを調整しているのは、かゆみの神経を基底膜の下へ引っ込める作用のある神経反発因子と、かゆみの神経を表皮の中へと伸ばす作用がある神経伸長因子の二つの物質になります。

乾燥肌になってしまうと、神経反発因子が弱くなるため、逆に神経伸長因子が強くなり、かゆみの神経が表皮の中へ次第に伸びてきて、かゆみに敏感な状態へとなってしまうのです。

アトピー肌の保湿クリーム

そこで重要な役割を果たすのが、保湿剤です。
保湿剤を利用することで、強くなってしまっている神経伸長因子を正常に戻す作用が働き、上へ伸びて来たかゆみの神経を下へと鎮めてくれます。
多少粉をふいたような軽度の乾燥であっても、保湿剤でしっかりとスキンケアをしておくことで、かゆみを抑えることができるのです。

アトピー肌に良い食べ物

アトピー肌に良い食べ物には、ヨーグルト、海藻、甜茶などがあります。

アレルギー対策として専門家からも注目されているのが「L-92乳酸菌(ラクトバチルス・アシドフィルスL-92株)」です。
神奈川県の横浜市大で池澤善郎先生らによって行われた試験では、成人のアトピー性皮膚炎に対しても、有効性を確認することができました

逆にアトピー肌に悪い食べ物は、揚げ物やラーメン、お菓子など油分の多い食べ物です。

アトピー肌のスキンケア

もともと肌の表面には皮脂膜があり、この天然の保護成分によって覆われて守られています。
そしてその下には角質層があり、角質細胞がレンガ調に並び、その隙間には細胞間脂質が存在しています。

細胞間脂質は、セラミドと呼ばれる脂質と、コレステロールなどが交互に層を作っており、その間に水分が蓄えられているのです。
この状態が水分が正常に保たれた、良い肌の状態です。

しかしアトピー肌や敏感肌の場合は、皮脂膜が薄くセラミドも極端に量が少なくなっていることが多くあります。
皮脂膜が薄いことによって肌の水分が蒸発しやすくなり、外部からアレルゲンとなる異物が体内へと侵入しやすい状態になります。

それだけではなく、セラミドが少ないことによって、肌に充分な水分が保つことができなくなるのです。
このことはつまり、肌の表面と内側の両方の保水機能が充分に機能していないことを意味します。

皮膚バリアを修復するためのスキンケア

このようなことから、アトピー肌や敏感肌の場合には、皮膚バリアを修復するためのスキンケアが、まずは最大の目的として行う必要があります。
そのためには、日常使用している皮膚バリアの機能を低下する恐れのある化粧品の使用をやめて、壊れてしまった角質層の機能を補うことのできるスキンケアを行うことです。

この場合大事なのは、朝と夜にスキンケアを行うなどのタイミングを決めることではなく、乾燥を感じた時点で即保湿を行うという、臨機応変さです。
また、通常朝と夜の2回だけだった保湿を、外出の途中でも保湿を入れるなどの工夫が大切になります。

アトピー肌と化粧水

更に効果的に保湿をするためには、洗顔後やお風呂上りに、なるべく放置する時間を短くして化粧水で肌に水分補給をします。
肌になじませるときには、顔の皮膚が動かないくらいの強さで優しくなじませることがポイントです。

アトピー肌の場合はただでさえ皮膚が弱っているため、強くこすりつけることは絶対に避けます。
強くこすることで、余計に角質層を傷めてしまいます。

そのため、特に皮膚がデリケートな部分は特に手のひらで広げて抑えるように、優しくなじませるのです。
また、お風呂上りにタオルで強く水分をふき取ることも、肌を傷めることとなりますのでやめましょう。

水分を拭くときにも、軽くたたくような感じで、優しく行うことが重要です。

重ね塗りは、2回だけではなく場合によっては3回

スキンケアを行うときには、一つ一つの動作を丁寧に行うことを心がけます。
顔の中心から外側へ向けて、顔全体にゆっくりとなじませていき、乾燥が気になる部分については重ね塗りをするこようにします。

重ね塗りは、2回だけではなく場合によっては3回行います。

そして最後に、手に残った化粧水や乳液、美容液は首にも伸ばしていき、潤いを補っていきます。

保湿剤を利用するときには、それぞれの製品の説明書きに書いてある適量を使用することが前提になりますが、アトピー肌や敏感肌の場合は、普通肌よりも乾燥がひどくなっているため、もったいないとは思わずに積極的に重ねて使用していくことが重要です。

男性の場合は特に肌のケアには疎いことが多くありますので、アトピーや敏感肌を改善していけるように肌に優しい細やかなケアを心がけていきましょう。

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