太陽油脂

太陽油脂「お風呂の愉しみマルセイユ石けん」を使ってみた!効果と口コミまとめ

太陽油脂「お風呂の愉しみマルセイユ石けん」

日本の手作り石けんにはこれまで様々なブームがありました。

各地の環境運動で、自然と共存でき毎日の生活にも高品質な石鹸をとした高度経済成長期、もったいないを中心として地域で家庭で無駄のない生活をするためにとした地域せっけんの取り組み期、生活は豊かだけどもっとおしゃれでかつ納得のいく高品質の生活雑貨を作り上げたいというハンドメイドロハスブーム期。

この3番目のハンドメイドの際に、全国そして世界でもとくに注目されていた書籍、前田 京子著の「お風呂の愉しみ」は、現在でも日本語で読めるハンドメイド石鹸作りのバイブルとも言われています。
このレシピから作られている石鹸が、お風呂の愉しみマルセイユ石鹸です。

レシピはほぼ書籍どおりですが、書籍にあるよりじっくりと手の込んだ作り方となっていて「自分で作るより、良いじゃない!」と感じさせてくれる製品です。

太陽油脂「お風呂の愉しみマルセイユ石けん」徹底評価!

こちらの製品は、1999年出版の書籍「お風呂の愉しみ」の読者からの「書籍掲載通りのせっけんを販売してもらえませんか?」という多くの声に著者の前田京子さん、そして太陽油脂が賛同して製作販売し始めた石鹸。

この書籍にあるレシピはいずれも、多くは鹸化しつつ、かつ反応せずそのまま残される脂が多く出る「過脂肪」タイプの配合となっており、工業的に大釜でつくるにはあまり適さないとされるものとなっています。
大釜では、全体の容量が大きいため、鹸化のプロセスの中にある沈殿形成時に、大きなフレークのような部分と、脂だけの軽い部分がはっきりと大きく密度差を生じて分離しがちです。
そのため通常は、大きな仕込容量となるほど、この反応しない部分の油は、あとから加える作りかたを採用しています。これが全件数のうちほぼ100%に近い作り方。
ですが後者の作り方では、出来上がったときの成分比が、全く異なり、肌を保護するタイプの成分ではなく、脂がそのまま残ってしまうことで、べたつきやコートとしてはかなりぎとぎとする出来上がりとなります。

全く異なる製品になります。

これを前者の理想的な石鹸レシピにそってつくることを優先させた製法開発からスタートしています。

通常の石鹸作りと比較して温度コントロールがとても難しく、チョコレートをつくるよりもさらに難しいと言われているくらいの難易度のものを、1仕込あたり数百リットルの大型釜で実現するために、専用の機材まで開発。かつ製法上も独自のヒミツで、反応を早め、かつ均質化させるための工夫を凝らしています。

作業自体も通常は型入れまでを3時間もあれば実行できますが、こちらの製品は本にあるレシピ同様で12~24時間もかけて作られています。

工場で作られている石鹸といえども、慣れている石鹸ホームメイド製作者と比較してすら時間をかけたじっくりとした処理。これが材料内の油全体を、オイルではなく脂肪酸として変化させてくれるので、とても使い心地がよく、滑らかで泡立ち豊かなうえ、保湿効果にも優れた石鹸が出来上がるのです。

私個人はこの本のレシピに従った石鹸も作ったことが幾度もありますが、個人で作ると全体の仕込み量が小さすぎる上、ずっと撹拌などを長時間続けることが難しく、品質にはその部分ごとに、あるいは仕込日ごと、その日の天候や、原料オイルのちょっとした品質差などから、かなりのばらつきが出てきてしまいます。

こちらはこのレシピに沿っていながら均質。そしていつもほぼ一定の出来上がり。

泡立ちも、予想を上回るもこもこあわあわで滑らかしっとりとしたものが出来上がります。なんといっても豊富な植物性オイル由来のグリセリンが、しっとりとして美容液そのもので洗っているような滑らかさとしっとり感をもたらしてくれます。
メーカーとして推奨している使用方法ではありませんが、角質などが気になる口元、アゴ、頬から耳、ひざ、ひじ、手首などに泡をしばらくのせておくと、洗い残しや頑固にこびりついた角質層が、ほどよく不要な分だけするっと剥がれ落ちてくれます。
そればかりでなくしっとり感までプラス。

この泡で毎日の洗顔を行えるのだから、もう一切の化粧品は不要なのではないかと思えるほどです。

マルセイユ石鹸と言えば、本場の物は、石鹸としては柔らかいながら、自分で作っている物よりは硬め。
こちらの製品は干菓子のようなやわらかさで初めて手に取ると「よくこの状態で流通しているなあ」と驚かされるほどです。

さまざまのレシピの中から、現在は、プレーンな無香料タイプのマルセイユ石鹸と、ラベンダー&ローズマリーのエッセンシャルオイルを加えて肌へのいたわり効果と香りをプラスした2タイプを販売しています。

お値段は1000円前後と、浴用石鹸サイズの製品の中ではお高い部類に属しますが、この丹念な製法は本場マルセイユ石鹸を超えた品質。
顔洗いから全身洗いにまで広く使えます。
決してお高くはないと実感できると思います。

太陽油脂「お風呂の愉しみマルセイユ石けん」使用者の口コミ

良い口コミ

[char no=”6″ char=”いいね!”]こちらの石鹸は原料油の72%がオリーブオイルからできています。オリーブオイルにふくまれる、グリセリン、スクワレンが洗った後の肌をしっとりさせてくれます。[/char]

[char no=”6″ char=”いいね!”]いいです。コールドプロセス製法の石けんばかり使っている今日この頃ですが、その中でもダントツで柔らかい。溶けやすそうです。無香料なので香りはありません。泡立ちも、私的には良いです。[/char]

[char no=”6″ char=”いいね!”]顔・身体・髪(リンス必須)に使っています。泡立てネットを使うと、しっかり泡立ちますし、洗いやすいです。しっとりした洗い心地なのに、さっぱりした洗い上がりです。[/char]

[char no=”6″ char=”いいね!”]石鹸シャンプーに切り替えてから全身、顔もノンケミに徐々に移行しています。[/char]

[char no=”6″ char=”いいね!”]マリウスファーブルのマルセイユを使った後にこちらを試してみました。こちらの方が石鹸がやわらかく、泡立てやすく泡もしっとりしています。使用後の肌もしっとりしています。[/char]

悪い口コミ

[char no=”7″ char=”よくないね!”]全身に使いましたが、つっぱる感じがします。特に顔。洗ってる時や、洗い流した直後は潤っているような感じがするのですが、身体を拭いた後はみるみる乾燥していく感じが![/char]

[char no=”7″ char=”よくないね!”]これは乾燥しなくてよかったです。
オイリー肌なので(体は顔ほどではないですが)オリーブオイルでニキビができないか心配でしたが、大丈夫ではなかったかも。
何日も続けて使ったら肩や背中に再発しました。[/char]

[char no=”7″ char=”よくないね!”]いい匂いだし、使い心地も良いです。ただ、手作り石けんって溶けやすいので水はけの良い石けん皿に乗せないと、すぐにドロドロになります。[/char]

個人差もあると思いますが、人によってはこのタイプで乾きを覚える方もあるようです。最近はゲルタイプの洗顔料やバスジェルでも、オイルなどで保湿をかなりたかめた優しいタイプもあり、こうした製品からの乗り換えでは、しばらくの間乾きを覚える方もあるかもしれません。逆にオイリーな方では、保湿タイプのシャワージェルなどに比較しては、こちらの方がさっぱりと使えるかもしれません。
やはり柔らかな石鹸ということがありますが、一般的な石鹸よりも周囲の湿度を吸い込みがちです。

そのためすぐに崩れてしまうので、石鹸の乾燥作業はたまに必要となります。お風呂場や洗面台に置くときも、すこし高い位置などで、空気の流れの良いところにおけば、無駄なくしっかり使えます。

泡立ちですが、とにかく泡立てやすく、しっとりとした泡で乾燥知らずという方が圧倒的です。
この石鹸の製法のコールドプロセスという方法に由来しますが、材料全部が無駄なく反応するため肌に優しい形状になった成分が多いこと、それがオイルを添加したものに比較して泡立ちやすいことによります。

アレルギーやアトピーなどで、特定の材料による石鹸や刺激の高いケミカル系アイテムが一切使えないという人も数多くありますが、こうした方々にももちろんおススメの品質です。

ちなみにこの製品は、これをつくる原料オイルも同じく太陽油脂から販売しています。そのため、オイルの原材料混合比が一目瞭然。
こうしたあたりも、信頼できるメーカーと言えるでしょう。

人気のせっけんということもあり、多数の口コミが各サイトに出ています。自分の肌質や体質、世代にあった方の口コミもかならず見つかるというほど、口コミ件数が豊富です。

まとめ:男性でも使えるか

このうるおいですが、実は汚れ落ちもそれなりに穏やか。
ノーメイクの素肌生活をしている女性には人気ですが、それは肌が薄く、汚れ落とし自体を控えめにする人が多いからということもあります。

男性の中でも同じ肌質の方にはそのままで、かなりおススメできる製品ですが、がっちりと汚れを強力に落としたい、新陳代謝の盛んな男性には、もうすこし強力な洗浄力とすきっとした浴用石鹸に近いタイプをお勧めしたいと思います。

冬場の乾燥がつらい、日焼けして肌が痛いなんていうときには、どんなタイプの男性にもオススメできる製品です。